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子育てのヒント〜幼稚園編
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さて、幼稚園児。 ようやく少しだけ手が離れて、幼稚園に行っている間は わずかですが自由な時間も取り戻せて、 なんだかほっとしたのもつかの間、 お友だち関係、先生との関係、行事を通じてのお母さん同士の関係 などなど・・・ 意外とわずらわしいことが多くて、びっくりしたりへこんだり。 入園してから少しして、誰でも必ず通る道ってありますね。 まったくもって平穏無事に2年ないし3年を過ごすことのできる 親子なんて、たぶん皆無だと思いますよ。 逆に、そんな風に過ごせてしまったとしたら、 これから続く長い学校生活で待ち構えている大きな壁に、 立ち向かう知恵も経験も得られない、かもしれない ・・・そう思うと、幼稚園時代に親子ともども、様々な波にぶつ かり、経験して選択して、そしてステップアップをしていくことが、 必要不可欠なんだと改めて思うのです。 とはいっても、実際に問題を目の前にすると、ついつい立ちすく んでしまったり、パニックになってしまったり、あるいは子育てに すっかり自信をなくしてしまったりしますよね。 私自身の経験からいうと、初めての子どもの時に、やっぱり一番 問題にぶつかることが多いように思います。 というより、2人目以降の子どもに関しては、 問題にぶつかったとしてもそれを掻い潜って進めるだけの 知恵とずうずうしさ(!)と、そして回りとのネットワーク (俗に言うママ友だち)を獲得しているので、 問題を問題と思わずにやり過ごせるようになるんだと思います。 だからこそ、初めての幼稚園生活はとっても大切ですよね! 一番の秘訣は、先生に幼稚園にすべてお任せする、 という意識を持つことです。 子どものことは幼稚園に任せて、自分はママ友だちの ネットワークを広げる努力をするのが一番いいです。 具体的にどういうことかというと、「朝送り出したら幼稚園で 楽しく遊んでいっぱい笑って、時々けんかして、泣いて怒って、 そして無事に帰ってくればそれでいい」と思うことです。 幼稚園でアレも覚えてほしい、コレもマスターしてほしい、 お友だちとは常に仲良くして、先生は完璧に子どもを見てフォロー して、何かあったら即連絡して・・なんて期待を高めないことです。 理想にたって現実をみると、「ああでもない!こうでもない! アレも駄目!これも駄目!」と、現実に対して批判的な意識ばか りが先行します。 でも、先生だって人間だし、新米先生なら尚のこと、経験も 技量も足りなくて当然です。 ついこの前まで学生で、当然出産も育児も経験のない 若いお嬢さんが先生になるんですから。 できなくて当然わからなくて当然の部分は、 保護者や周りがフォローしてあげればいいんです。 そうして育てられた先生は、きっと将来的に若手を育てられる いい先生になっていくはず! みんながみんなベテラン先生の幼稚園なんて 逆に新鮮味がなくてつまらない! ただの「よい子養成所」になってしまうじゃないですか。 いろんな先生がいて、いろんなクラスがあって、 いろんな対応があるからこそ、人間っていう素晴らしく 大きな小宇宙を抱えた存在に出会えるんです。 でも「もっとこうだといいな。ああなったらすごく素敵だな」 と、理想を求めるのは大事です。 先生と保護者の関係、子どもと先生の関係が、今より一層愛情と いたわりと思いやりに満ちたものにするために、もし努力すればで きることがあるなら、それはどんどんやるべきです。 「ああでもない、こうでもない!」と批判するのではなくて、 「じゃあ、今ここからどうする?どう進む?何を変えてどんな環境 をメイキングしていく?」というプロセスを考え、 そして実行する〜それが大切なことだと思います。 子どもたちの笑顔を一番に考えてくれる幼稚園なら、保護者の そういった前向きな要望や期待に、きっと頑張って応えようとして くれるはずです。 だから、まず信じること。 選んで入った幼稚園なんだから、一度預けたら信じることです。 そして親は、空いた時間にランチしたり買い物したりおしゃべり したりして、リフレッシュと同時にネットワークを創り、悩み事を 話せる友達を、仲間を創ること〜 そうしたら、きっとどんな問題がおきても上手に乗り切っていけますよ。後で振り返ると些細なことが多いんですけどね。 私自身の話をしますと、長男が年少の冬にお友達に引っ掻かれて 顔中血まみれ!の みみずばれで帰宅したことがありました。 けんかの原因は相手の子どもの勝手な思い込みだったんです。 うちの子供が一人で積み木で遊んでいた横で、 突然泣き出したお友だちがいたらしく、 引っ掻いた男の子は うちの子が何か意地悪をして泣かせた! と思ったらしいのです。 うちの子はただ横にいただけだったのですが、 いきなり飛び掛られて、顔中引っかかれ 血まみれになってしまったのです! いや〜びっくりしましたよ。 園バスから降りてきた我が子は、絵の具で顔を塗って遊んだのかと 思ったくらいですから。 先生も(当時では大ベテランの一番古く偉い主任の先生) ひたすら謝ってくれましたが、私はとっさに「子供同士のことです から〜」って笑ってしまったんですね。 その頃私は長女を出産したばかりで、朝幼稚園に送り出すだけ で精一杯で、長男の一大事にとっさに反応してあげることができ なかったのです。 でも主人は帰ってきて長男の顔を見るなり、とても怒りました。 「もう数センチずれてたら目じゃないか!失明してたらどうする んだ!何もしてない子にこんな怪我をさせるような幼稚園はとて も信用できない!」と・・・。 言われてみて初めてゆっくり顔の傷を見たら、確かに主人の言う とおり、目の下数ミリ!ってところで・・・ しかも私は相手のこのお母さんに会ったとき 「いいよいいよ、子供同士のことだから」と言ってしまっていて ・・・事の重大さを相手にしっかり伝えなかった自分に やりきれない思いをしました。 別に責めて謝らせたいとか、賠償しろとかそういうことではない のですが、顔の傷は小学校入学する頃までしっかり残りましたし (小学五年生の頃でもよく見るとわかるくらいなんですよ〜男の子 でほんとによかったっていうか、女の子じゃなくてよかったってい うか・・・) 大切な子どもの顔を傷つけられた痛み、みたいなものは きちんと伝えるべきだったと思いました。 笑ってやり過ごすことも大切ですが、言わなくてはいけないことは きちんと伝えるべきだと反省した事件でした。 その後、一応主人と話したこと、幼稚園から相手方に私たちが 「子どもの顔を見るたびに切ない」思いをしていることを伝えてもら いたい、跡が残るような怪我は極力さけてほしいと手紙を書きました 子どもにとってけんかは大切な体験の一つ。 それを無理やり止めたり、けんかさせないような教育を 薦めるつもりは一切ありません。どんどんすべきです。 でもやっぱり血を見るような怪我、相手が何もしてないのに いきなり暴力を振るうっていうのは止めるべきです。 でも相手方に怒鳴り込んでも何の解決にもならないし、 お互いに気まずくなるだけですから、そういうトラブルに 見舞われたときは(被害者にしろ加害者にしろ)、 幼稚園を通して話を進めることをお勧めします。 特に、感情的にすぐに動かないことはとても大事です。 一日待ちましょう。 どんな怒りもたいていは一日たつと少し和らぐか、 忘れてしまいます。 それでもひっかかる、残ってしまうような感情は、 できたら書面で冷静な気持ちで相手方に伝わるように したらいいと思います。 まあ、この事件も私的には「うちの子が加害者にならなくてよか った」と、今では思います。 やっぱり相手に怪我をさせてしまうっていうのは、親としては切 ない限りですよね・・・って、 当時その相手のお母さんがそんなふうに考えてくれていたかどうかは わかりませんけどね。 いろいろありますよ! ほんと、幼稚園って。 でもそういう親子共々の係わり合いができる唯一の場所ですから、 どうか幼稚園時代にたくさんのお友だちを創ってください。 そしてみんなでかかわって何かをメイキングするという 経験をしてほしいと思います。 ちなみに、私は幼稚園で保護者会の会長をやらせていただきまし たが、これはほんとにいい経験でした。 素晴らしくステップアップのできた一年だったと思います。 一つの目標に向かってみんなで創り上げていくことの楽しさ、 素晴らしさ。達成感と満足感。 これは子どもたちにも必ず伝わります。 お母さんたちが頑張っていろいろな幼稚園行事を 一緒に楽しんでくれること〜 これ以上子どもにとって楽しい嬉しい事はないはずですよ。 だから、どんどん役員やお手伝いとして幼稚園にかかわることを お勧めします。 もちろん、できる状態の人ができる範囲で できるだけでいいんです。 無理をして眉間にしわを寄せてやることじゃないんですから。 「私はこれをやったら満足」という自分の目安を大切に、 子どもとの時間をたくさんたくさん楽しんでください。 小学生になると、親子の関わりがぐんと減ります。 ママ友だちの関わりもびっくりするほど減ります。 だから幼稚園時代を満喫して大切に楽しんでほしいと、 切に願うわけです。 あ・・・ もし子どもが幼稚園に行くのを泣いて嫌がる、 ぐずるっていうような状態の方。 心配しないで抱きしめてあげてください。 「行きたくないんだね」って気持ちに寄り添ってあげてください。 別に一日二日行かなくたっていいじゃないですか! 子どもって友だちと遊ぶこと、優しい先生と時間を過ごすことが 何より好きなんですよ。 楽しそうな場所には必ず自分から行きますから。 だから安心して踏み出すまでは、親もゆったり構えて ゆっくり甘えさせて十分に安心させてあげたらいいと思います。 大丈夫!大丈夫!!ずっと一生行かないわけないですからね。 ゆったりのんびり、甘えてくれる時を大切に大切に過ごして ほしいと思います。 |
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